不動産: 2009年12月アーカイブ

不動産会社勤務の者です。

ご質問の焦点としては、「専任で一つの不動産屋(以下、業者とします。)に任せた方ががいいのか?それとも一般で複数の業者にお願いした方がいいのか?」ということですね?!
まず順番に話しをしていきます。
まず媒介の種類です。
ご自分でお調べになっていますので、分かっていることもあるかと思いますが、一応聞いてください。

?専属専任媒介・・・1つの業者のみ媒介契約。買主の自己発見取引はできない。レインズ登録義務有り。業者は1週間に一回以上の業務報告義務有り。

?専任媒介・・・1つの業者のみ媒介契約。買主の自己発見取引ができる。レインズ登録義務有り。業者は2週間に1回以上の業務報告義務有り。

?一般媒介・・・複数の業者と媒介契約可。レインズ登録、業務報告の義務なし。

以上が媒介契約の概要です。

あなたもご存知ですが、レインズに登録すると他の業者へ情報が流れますので、正直な話し専任だろうが一般だろうが情報量は変わりません。
一般で複数の業者に依頼した場合、レインズに同じ物件の情報が3つも4つも並んでいることが多々あります。

以下、1つの例としてご参考にしてください

売主が「地元の小さな不動産屋(客が少ない)」に専任で売却を依頼→レインズ登録→情報が流れる→大手不動産屋が情報を把握(お客をたくさん持っている、お客がたくさん来店する、問い合わせが多い)→お客に紹介→買主が見つかる

埼玉にある不動産屋にすれば、専任であれば他社と契約される心配はなく、少なくとも片手(売主からのみ手数料)、うまくすれば両手(売り主買い主双方から手数料)の手数料が手に入ります。

事実、お客をつかまえておくために専任を勧める業者は多いです。他の業者に仕事を取られたくありませんから
しかし、専任で依頼さえれた業者の熱の入れようが違うのも事実です。広告を頻繁に出してくれたり、親身に相談にも乗ってくれます。そういう意味で専任で依頼するメリットは大きいですし、第一あなたが一番楽です。各手続き、価格改定の際の連絡や相談等複数の業者に対してしなければなりません。

〉〉一般媒介でできるだけ多くの業者と契約したほうが、多くの業者に両手の手数料を得る機会ができ、総合的にはより高値で売却できる買い手が見つかる可能性が高まるように思えます。

そんなことはありません。先述の通りレインズに登録すると複数の業者に情報が流れます。第一、買い手も色々と調べていますので、物件の近隣相場を把握していますから、業者が高く売ろうとしても無理な場合が多いですし、多少の差はあると思いますけど大して変わりません。
例えば、Aの業者で3000万円で査定。Bの業者が3200万円で査定してくれたので、Bに媒介を依頼したとしても、買い手は相場を把握していますので、実際に購入申し込みとなった場合に3000万円以下で指値(価格交渉)を入れてくる可能性は大です。
あと、業者は高く売って高い手数料をもらうことよりも、指値が入って手数料が安くなっても「売ること」を第一に考えます。それは、業者自身が「安くても売れた方がいい」という考えもありますが、買主のことを考えても「売る」ことを最優先します。
よっぽど良い物件でよっぽど安い物件でない限り、そんなにしょっちゅう申し込みは入りません。一度のチャンス(申し込み)をものにしなければならないからです。

〉〉専任の場合「売り止め」(他社から問い合わせがあった場合に、自社で買い主の手数料も得たいために、実際にはなくても商談中などといって断る)のリスクがあるようにも聞きます。

実際にこういうことはあります。しかも大手がやってます。自分も某大手お営業マンを知っていますが聞いたことがあります。

じゃあ、どの業者を信用したらいいのか?

知り合い、または友人の知り合いで不動産屋はいませんか?
いたら紹介してもらって一度話しを聞いてもらってはいかがでしょうか。
友人の紹介なら、その業者もヘタなことはできませんし、まして友人の紹介なら親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

私事ですが、大手ではなく地元の地域密着型の不動産屋に働いています。友人の紹介で何人か契約もし喜んでいただいております。

あとは、任せた業者を信用するしかありません。(無責任は言い方ですみません。)

長々と話ししましたが、以上が現状です。宜しければ参考になさってください。

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